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毎月の請求書づくりを自動化する、3つの方法

業務自動化YTC SYSTEMS

月末になると、売上のデータを見ながら請求書を一枚ずつ作成して、宛名を確認して、印刷して、封入して……。気づけば半日、件数が多ければまる一日が消えている。そんな会社は少なくありません。

請求書づくりは「毎月、必ず、同じ手順で」発生する作業です。実はこれ、自動化との相性がいちばん良い仕事のひとつ。この記事では、コストの小さい順に3つの方法を紹介します。

方法1:Excelのテンプレート化(無料・今日からできる)

まずはお金をかけない工夫から。請求書のひな形をExcelで一度きちんと作り、宛先・金額・日付などを「入力するセル」と「自動で計算されるセル」に分けます。消費税や合計金額は数式に任せれば、電卓での再計算と打ち間違いがなくなります。

取引先が多い場合は、Wordの「差し込み印刷」機能も有効です。Excelの一覧表から宛名や金額を流し込んで、まとめて印刷できます。

向いているのは:月の請求件数が10件くらいまでで、まずミスと手間を減らしたい会社。

方法2:市販の請求書ソフトを導入する(月額制)

件数が増えてきたら、クラウドの請求書サービス(月額1,000〜3,000円程度のものが中心)を検討する段階です。取引先や品目を登録しておけば請求書が素早く作れて、郵送代行やメール送付までやってくれるものもあります。

ただし限界もあります。自社の業務の流れまでは合わせてくれないので、「販売管理は別のソフト、請求書はこのソフト」という使い方になると、システム間の転記という新しい手作業が生まれがちです。請求書のフォーマットが取引先指定で特殊な場合も、対応できないことがあります。

向いているのは:月10〜50件ほどで、一般的なフォーマットの請求書で済む会社。

方法3:フルオーダーで自動化する(自社専用)

件数が多い、フォーマットが特殊、複数のシステムにまたがって転記している——そんな場合は、自社の業務に合わせたシステムをつくる選択肢があります。

たとえば「販売データから、施設ごと・取引先ごとに様式の違う請求書と領収書を毎月数百件分、自動で発行する」といった、市販ソフトでは難しい形にも対応できます。実際に当社では、訪問歯科の現場で月2,400件のレセプト入力と請求書発行を自動化し、月およそ100時間分の事務作業を削減した事例があります。

かつては「フルオーダー=高くて大企業向け」でしたが、現在はAIを開発に活用することで、中小企業でも手の届く価格になってきています。

向いているのは:請求件数が多い会社、独自フォーマットが必要な会社、複数システムへの転記が発生している会社。

選び方の目安

大切なのは「いまの手作業に月何時間かかっているか」を一度数えてみることです。月20時間かかっているなら、1年で240時間。その時間と比べれば、どの方法に投資すべきかが見えてきます。

「うちの場合はどれだろう?」と思ったら

業務の内容を伺って、どの方法が合うか率直にお答えします。Excelの工夫で済む場合は、そうお伝えします。
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